黒川鶏冠山

2016年5月13日
柳沢峠の市営駐車場に駐車して黒川鶏冠山を往復しました。駐車場は9時段階で満車に近い状態でしたが、休憩のための一時駐車の人が多く、それ以外は三窪高原に行く人が多いようでした。黒川山というのは本来大菩薩嶺の北、柳沢川と泉水谷に挟まれた山域一帯をいった言ったが、今では三角点峰を黒川山、その東にあるまるで鶏冠のように尖った岩峰を鶏冠山とよび、合わせて黒川鶏冠山と総称することが多い、とのことです(ヤマケイアルペンガイド 奥多摩・奥秩父 初版による)。今回のコースは花の多い場所は一部分に集中しており、全般的には花が少なくてちょっと物足りない感じでした。柳沢峠に早く戻れれば、三窪高原方面にも足を伸ばしたいと思っていたのですがそれもできず残念でした。とはいえ、目的としていたアカバナヒメイワカガミ、ヒメイチゲ、コミヤマカタバミなどは見ることができたのはよかったと思います。

柳沢峠茶屋からの富士山。珍しく、富士山方面には雲一つなく非常にくっきりとした富士山を見ることができました。
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ズダヤクシュ(喘息薬種)(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)、小さな可愛らしい花を咲かせますがまだ蕾です。
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フモトスミレ(麓菫)(ミヤマスミレ類)、奥多摩方面で見たものとはだいぶ違うようですが、上弁や側弁にも紫色のすじが多く、花全体が紅紫色に見えるものもある、そうです。
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ミヤマスミレ(深山菫)(ミヤマスミレ類) その1、本州中部では標高1000m以上に見られる深山のスミレ。
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イワセントウソウ(岩仙洞草)(セリ科イワセントウソウ属)、湿った場所が好きなようで、たいていミヤマスミレやコミヤマカタミと一緒に咲いていました。
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ワチガイソウ(輪違草)(ナデシコ科ワチガイソウ属)、コース全般でいろいろな場所に生えていました。
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ヒメイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)、どうしても見つからずあきらめかけていたら岩の上にぽつんと咲いているのを発見しました。
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コミヤマカタバミ( 小深山傍食)(カタバミ科カタバミ属)、花弁の基部に黄色斑が入っています。
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ムシカリ(虫狩、別名オオカメノキ)(レンプクソウ科ガマズミ属)、ちょうど今が盛り。きれいに咲いていました。
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アカバナヒメイワカガミ(赤花姫岩鏡)(イワウメ科イワカガミ属)、咲き始めのせいか花びらが本当にきれいでした。
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ヤマグルマ(山車)(ヤマグルマ科ヤマグルマ属)、山野の岩場などの自生しています。葉は枝先にまとまってつき、一ヵ所から四方八方に出ているかのように見えます。これが山車の名前の由来らしいです。
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ではまた。

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科名はAPG植物分類体系に基づいて記載しており、基本的には「野に咲く花」、「山に咲く花」(山渓ハンディ図鑑)、「よくわかる樹木大図鑑」(長岡書店)を参照しています。
花の名前は図鑑やネットで調べていますが間違いもあると思います。誤りにお気づきの場合はお手数ですがご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
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by kukimohu | 2016-05-18 10:18 | 奥秩父 | Trackback

奥多摩の山々を歩きながらそのとき目にとまった野の花、山の花を中心に撮影しています。それらの名前を調べできるだけきれいな写真に残すことが当面の目標です。画像はヤマジオウ、奥多摩方面で撮影したものです。


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