高尾周辺の花

2017年3月20日
JR高尾駅を起点にして裏高尾から一丁平、下山は高尾山近くから6号路を経由して高尾山口駅のコースを歩きました。フラサバソウ、ヒメウズ、ヒメニラなどの大変可愛らしい花、日影のハナネコノメの群落、キクザキイチゲやアズマイチゲなどの清楚な花、山上のエイザンスミレやヒナスミレなどのたくさんのスミレ、などたくさんのきれいな花を堪能しました。改めて高尾山は花の山だなと再認識した一日でした。 (写真はクリックすると拡大します。)

フラサバソウ(オオバコ科クワガタソウ属)、ユーラシア原産の2年草。和名はフランスの植物学者フランシェとサバチェ両氏の名前から。
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ヤマエンゴサク(山延胡索)(ケシ科キケマン属)、いかにも咲いたばかりの新鮮な花でした。
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ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)(ケシ科キケマン属)、スミレの太郎坊に対してこの花が次郎坊。伊勢地方の子供が距をひっかけて遊んだ。
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ヒメウズ(姫烏頭)(キンポウゲ科ヒメウズ属)、高尾山麓ではよく見かけられるが奥多摩の山ではまず見られないようです。
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ヒメニラ(姫韮)(ネギ科ネギ属)、山野に生える多年草。米粒のような小さな花で、花びらは平開しないようです。
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ユリワサビ(百合山葵)(アブラナ科ワサビ属)、このあたり白い小さな花があればこの花でした。
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コスミレ(小菫)(スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類)、泥の斜面に群生していました。
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オニシバリ(鬼縛り)(ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)、咢筒は普通緑色だが暗紫色のものをムラサキオニシバリと呼ぶようです。これはムラサキオニシバリでしょうか。
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ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、イワボタンに似るが萼片の色、葯の色、葉の色などで区別できる。
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コチャルメルソウ(小哨吶草)(ナデシコ科ナデシコ属)、チャルメルソウをはじめいろいろなチャルメルソウ属の花があるが関東にあるのはコチャルメルソウだけのようです。
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ハナネコノメ(花猫の目)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、ちらほら咲いていた2週間前とは様変わり。場所によってはまだまだ満開です。葯の色は場所によってちょっと違う気がします。日影のハナネコノメは真っ赤です。
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キクザキイチゲ(菊咲一華)(キンポウゲ科イチリンソウ属)、萼片の色は淡青紫から白色まであるが、東京に自生しているのは白色。
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アズマイチゲ(東一華)(キンポウゲ科イチリンソウ属)、3つに分かれた小葉が切れ込まない。
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アオイスミレ(葵菫、別名ヒナブキ)(スミレ科スミレ属ニオイスミレ類)、道ばたに咲いていました。葉がフタバアオイに似ているからアオイスミレ。
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ニリンソウ(二輪草)(キンポウゲ科イチリンソウ属)、沢沿いにきれいに咲いていました。いつかミドリも見たいですね。
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タチツボスミレ(立坪菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類)、このあたりスミレが増えてきましたがどれもタチツボスミレに見えてしまいます。
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オトメスミレ(乙女菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類)、花弁は白色ですが距の色が淡紅紫色です。牧野富太郎が箱根の乙女峠で見つけたそうです。
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エイザンスミレ(叡山菫)(スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類)、このあたりからエイザンスミレがたくさん見られました。この花はかなり白っぽかった。
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ツルカノコソウ(蔓鹿の子草)(スイカズラ科カノコソウ属)、カノコソウは花期は一ヶ月ほど遅く、葉は羽状に全裂する。これはツルカノコソウだと思います。
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クサイチゴ(草苺)(バラ科キイチゴ属)、花弁が欠落したり、しわしわだったり、あまりきれいな花は少ない。やっときれいなのが見つかりました。
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キブシ(木五倍子)(キブシ科キブシ属)、花の中を覗くと雄しべの葯がはっきり見えるので雄花のようです。
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ヤマルリソウ(山瑠璃草)(ムラサキ科ルリソウ属)、崩れそうな泥の斜面にちらほら咲いていました。
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ヒナスミレ(雛菫)(スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類)、期待していたスミレがやっと見つかりました。葉にはっきりした白い斑が入っているのはフイリヒナスミレでしょうか。
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ハナネコノメ(花猫の目)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、6号路のハナネコノメは登山道脇に沢山咲いています。
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エンレイソウ(延齢草)(シュロソウ科エンレイソウ属)、外花被片は緑色あるいは褐紫色。この花の外花被片は緑色です。
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ではまた。
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科名はAPG植物分類体系に基づいて記載しており、主に「野に咲く花」、「山に咲く花」(山渓ハンディ図鑑)、「よくわかる樹木大図鑑」(長岡書店)などを参照しています。花の名前は図鑑やネットで調べていますが間違いもある思います。申し訳ありませんがその場合はご容赦ください。
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by kukimohu | 2017-03-20 09:39 | 高尾方面 | Trackback

奥多摩の山々を歩きながらそのとき目にとまった野の花、山の花を中心に撮影しています。それらの名前を調べできるだけきれいな写真に残すことが当面の目標です。画像はヤマジオウ、奥多摩方面で撮影したものです。


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