裏浅草散策
2018年 01月 18日
今日は友人に誘われて裏浅草散策です。浅草雷門を皮切りに観音堂、浅草神社、猿若町跡、待乳山聖天、山谷堀跡から吉原見返り柳、吉原神社、鳳神社のコースを歩きました。雷門から観音堂あたりの喧騒とは打って変わって静かな歴史を感じる散策コースでした。昼食はタクシーで駒形どぜう、最後は神谷バーで締めました。 (写真はクリックすると拡大します。)
10:35 本日の裏浅草散策、雷門からのスタートです。雷門は何度も焼失していますが現在の門は1960年松下幸之助氏の寄進によるもの。さすが人気スポット、平日にもかかわらずものすごい人混みです。
仲見世通りを観音堂に向かいます。
10:40 伝法院通りにちょっと寄り道。目的はグッチ裕三の浅草メンチです。
伝法院通り、門柱の伝の字が何故か七羽の鳩でできています。
10:47 宝蔵門、仁王門とも呼ばれます。門の裏側には大わらじがかけられています。
10:50 浅草寺本堂「観音堂」、浅草寺の本尊である聖観音菩薩像が祀られています。本堂では右手奥で靴を脱いで本堂内に上がることができました。
「観音堂」の天井絵 左右:堂本印象画「天人の図」、中央:川端龍子画「龍之図」
天井絵 堂本印象画「天人の図」
天井絵 川端龍子画「龍之図」
天井絵 堂本印象画「天人の図」
観音堂から五重塔を望む。
宝蔵門と五重塔。宝蔵門の裏側に大きなわらじがかかっています。
11:15 時の鐘。江戸時代、人々に時刻を知らせる役割を果たしていたのが時の鐘です。当初、江戸城中にありましたが、江戸市街地の拡大にともない浅草寺など九箇所に置かれました。
11:20 浅草神社。浅草寺の本尊である聖観音菩薩像を発見した漁師の桧前浜成・竹成兄弟、兄弟から相談を受けて聖観音菩薩像であることを伝えた土師真中知の3名を三社権現として祀っています。
11:30 二天門は境内に残る江戸時代初期の古建築として貴重であり、国の重要文化財に指定されています。門に向かって右が持国天、左が増長天である。
11:40 旧浅草猿若町にやって来ました。猿若町は江戸時代末期の芝居町。天保の改革によって官許の芝居小屋がこの地に強制移転させられ明治初年まで一大歓楽街として栄えました。
11:55 待乳山聖天にやって来ました。ここは池上正太郎の生誕地でもあり、待乳山聖天周辺は作品の舞台としてもたびたび登場します。
12:10 山谷堀跡にやって来ました。山谷堀はかつて東京にあった水路、現在は埋め立てられ、日本堤から隅田川入口までの約700mが「山谷堀公園」として整備されています。
12:30 見返り柳、かつては山谷堀脇の土手にあったものが区画整理などに伴い現在地に移されたそうです。
吉原大門から吉原神社に立ち寄って鳳神社に向かいます。
13:00 鳳神社までやってきました。鷲神社は酉の市発祥の神社として人気です。また、賽銭箱の上にある「なでおかめ」はなでる場所でご利益が異なるため色んなお願い事を一度にできます。
13:10 駒形どぜうまでタクシーで移動してきました。
ネギをたっぷりのせて食べるどぜうなべは絶品でした。(駒形どぜうホームページの写真を借用しています。)
14:15 浅草文化観光センター8階の展望テラスからの浅草の町並み
14:30 太宰治「人間失格」に登場する神谷バーにやって来ました。1880年創業、日本初のバーだそうです。レトロな雰囲気の静かで落ち着いたバーでした。
左が電氣ブラン<オールド>、右がデンキブラン。神谷バー名物のカクテルです。チェイサー代わりにビールを飲むのが最高の組み合わせとのことです。
15:10 神谷バー近くの交差点から見た東京スカイツリー、アサヒグループ本社ビル隣のスーパードライホールの屋上には奇妙な形のオブジェがあります。目の前を人力車が車のように走り去っていったのには驚かされました。
15:15 雷門に戻ってきました。和服姿の女性が多いです。レンタルの着物を着た外国の女性がほとんどのようです。本日の裏浅草散策もここで終了です。
ではまた。