奥武蔵方面の花

2018年4月2日
奥武蔵方面を歩きました。もう少し早ければハナネコノメが大変きれいなコースです。今回は岩場に咲くイワウチワ、沢沿いのトウゴクサバノオ、ヤマエンゴサクなどを撮影しながら歩くつもりでした。ハナネコノメはほぼ終わっていました。花の開花は全般に早まっているようで、昨年はまだあまり咲いていなかったエイザンスミレやミツバコンロンソウ、いつも葉っぱばかり見ていたカタクリも咲いていました。 (写真はクリックすると拡大します。)

マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)(アブラナ科タネツケバナ)、咲き始めたばかりのようです。まだあまり見つかりませんでした。
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カントウタンポポ(関東蒲公英)(キク科タンポポ属)、舗装路のすきまから生えています。
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キブシ(木五倍子)(キブシ科キブシ属)、土手にはキブシなどの樹木がたくさん見られます。
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オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)(カバノキ科ハンノキ属)、土手の崩落防止用に植栽されているようです。
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ミヤマキケマン(深山黄華鬘)(ケシ科キケマン属)、このあたり例年よりも開花が早いです。
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ホオジロ(頬白)(スズメ目ホオジロ科)、チチッと大きな声で鳴きながら飛んできました。
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アブラチャン(油瀝青)(クスノキ科クロモジ属)、これは土手の上のほうで咲いています。
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エイザンスミレ(叡山菫)(スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類) その1、スミレも例年よりも早く咲いています。
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ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)(スミレ科スミレ属スミレサイシン類) その1
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ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草)(アブラナ科タネツケバナ属) その1、沢沿いで咲き始め。御岳山のロックガーデンよりも早く咲き始めるのかも知れません。
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ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)(スミレ科スミレ属スミレサイシン類) その2、数は少ないですが白谷沢全域に咲いています。
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コチャルメルソウ(小哨吶草)(ナデシコ科ナデシコ属)
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イワウチワ(岩団扇)(イワウメ科イワウチワ属) その1、岸壁のあちこちにへばりつくように咲いています。
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しわしわしているのは咲いたばかりだからでしょうか。
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崖のずっと上のほうにピンク色が咲いていました。
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やはりイワウチワはピンク色がいいようです。
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ミソサザイ(鷦鷯)(スズメ目ミソサザイ科)、さえずりはずっと聞こえていましたがやっと発見。枝と枝のすきまを探して何とか撮影しました。
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ハナネコノメ(花猫の目)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、沢沿いにたくさん生えていますが残念ながら赤い葯をつけている花は見つかりませんでした。
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アズマイチゲ(東一華)(キンポウゲ科イチリンソウ属) その1、群生とはいきませんがあちこちで見かけます。
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ニッコウネコノメ(日光猫の目)(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、萼片が黄白色で平開、雄しべは萼片よりも長いです。
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ツルネコノメソウ(蔓猫の目草 )(ユキノシタ科ネコノメソウ属)、沢沿いにはこの花がずっと咲いていました。
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トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)(キンポウゲ科シロカネソウ属)、花弁状の黄白色はがく片、5個の軍配が他の黄色が花弁。
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ヤマエンゴサク(山延胡索、別名ヤブエンゴサク)(ケシ科キケマン属)、この花は咲き始め。まだほとんど見かけませんでした。
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ハシリドコロ(走野老)(ナス科ハシリドコロ属)
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ミヤマキケマン(深山黄華鬘)(ケシ科キケマン属)
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カタクリ(片栗)(ユリ科カタクリ属)、4月上旬だといつも葉っぱしか見ませんでしたが初めて花を見ることが出来ました。
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アカヤシオ(赤八汐、別名アカギツツジ)(ツツジ科ツツジ属)、急斜面の下のほうに生えていました。滑落しないように気を付けながらの撮影です。
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ミヤマシキミ(深山樒)(ミカン科ミヤマシキミ属)
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イワウチワ(岩団扇)(イワウメ科イワウチワ属) その5、白い花が多く、この花も薄いピンクでした。
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まだ蕾もたくさんあるようです。
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岩場に咲く花よりも心なしかおおらかに見えます。
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真っ白い花が主流でした。
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ミツバツツジ(三葉躑躅)(ツツジ科ツツジ属)
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ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)(スミレ科スミレ属スミレサイシン類)、標高の低いところに咲いているようです。
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ユリワサビ(百合山葵)(アブラナ科ワサビ属)
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ノジスミレ(野路菫)(スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類)、人里周辺の草はらに咲いています。山の中では見ないようです。
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ヒメスミレ(姫菫)(ミヤマスミレ類)、ノジスミレの近くに一緒に咲いていました。
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ではまた。

by kukimohu | 2018-04-02 18:30 | Trackback

奥多摩の山々を歩きながらそのとき目にとまった野の花、山の花を中心に撮影しています。それらの名前を調べできるだけきれいな写真に残すことが当面の目標です。画像はシラユキフモトスミレ、フモトスミレの白花品種です。


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