奥多摩方面の花
2018年 04月 14日
スミレの花は終盤に近付き、一週間前に咲き始めたばかりと思ったオトコヨウゾメは既に盛りを過ぎている感じでした。多摩川周辺ではヒメウツギが満開になり山ではマルバアオダモが盛りを迎えています。今年は例年より一週間ぐらいは前倒しでいろいろな花を見る計画を立てたほうが良いのかもしれません。 (写真はクリックすると拡大します。)
オドリコソウ(踊り子草)(シソ科オドリコソウ属)、葉はシソに似ています。草むらの中に群生しています。
オニグルミ(鬼胡桃)(クルミ科クルミ属)、赤い雌花は見つかりませんでした。これからだったでしょうか。再度確認してみます。
水の少なくなった多摩川を渡っているアオサギ(蒼鷺)(コウノトリ目サギ科)
かんぽの宿を見ながら釜の淵公園に向かいます。
シャガ(射干)(アヤメ科アヤメ属)
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)(キンポウゲ科オオヒエンソウ属)
ヤブニンジン(藪人参、別名ナガジラミ)(セリ科ヤブニンジン属)、ちょっと湿っぽい藪のような場所でたくさん見られます。
ヒメウツギ(姫空木)(アジサイ科ウツギ属)、いま奥多摩川縁はこの花が満開です。
ヒロハコンロンソウ(広葉崑崙草)(アブラナ科タネツケバナ属)、流れで湿った場所で見られれます。
ムラサキケマン(紫華鬘)(ケシ科キケマン属)、紫色のちょっと濃いきれいな花でした。
ミヤマハコベ(深山繁縷)(ナデシコ科ハコベ属)
カテンソウ(花点草)(イラクサ科カテンソウ属)の雄花
オランダガラシ(和蘭芥子、別名クレソン)(アブラナ科オランダガラシ属)
ホウチャクソウ(宝鐸草)(イヌサフラン科チゴユリ属)、林内の日陰にたくさん咲いていました。
オトコヨウゾメ(男ようぞめ)(スイカズラ科ガマズミ属) その1
シュンラン(春蘭、別名ホクロ)(ラン科シュンラン属)がまだ咲いていました。
フジ(藤、別名ノダフジ)(マメ科フジ属)、野生にフジが咲き始めるのもちょっと早いような気がします。
マルバアオダモ(丸葉青だも)(モクセイ科トネリコ属) その1、多摩川沿いの斜面に咲いてます。ヒメウツギかなと思って撮影したらマルバアオダモだったようです。
ニワトコ(庭常)(スイカズラ科ニワトコ属)、こちらはほぼ終了状態。わずかに残ている花を撮影しました。
キチジョウソウ(吉祥草)(キジカクシ科キチジョウソウ属)の果実、かなり長い間ずっと実が生っています。
ハハコグサ(母子草、別名ホオコグサ、オギョウ)(キク科ハハコグサ属)、古くヨモギ以前は餅につきこまれたそうです。
ここから永山丘陵を歩いてみます。
ツクバネウツギ(衝羽根空木)(スイカズラ科ツクバネウツギ属)
イロハモミジ(伊呂波紅葉、別名イロハカエデ)(ムクロジ科カエデ属)
チゴユリ(稚児百合)(イヌサフラン科チゴユリ属)
キュウリグサ(胡瓜草、別名タビラコ)(ムラサキ科キュウリグサ属)
ジュウニヒトエ(十二単)(シソ科キランソウ属)
ウマノアシガタ(馬の脚形、別名キンポウゲ)(キンポウゲ科キンポウゲ属)
ゼンマイ(薇)(ゼンマイ科ゼンマイ属)、昔はよく山に山菜摘みに行きました。これは成長しすぎです、
ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)(タチツボスミレ類) その1
センボンヤリ(千本槍、別名ムラサキタンポポ)(キク科センボンヤリ属)
ニガイチゴ(苦苺)(バラ科キイチゴ属)
オトコヨウゾメ(男ようぞめ)(スイカズラ科ガマズミ属) その2
ヤマツツジ(山躑躅)(ツツジ科ツツジ属)
マキノスミレ(牧野菫、別名ホソバスミレ)(ミヤマスミレ類) その1、そろそろ花も終わり。葉が急成長していました。
フモトスミレ(麓菫)(ミヤマスミレ類)
ニョイスミレ(如意菫、別名ツボスミレ)(スミレ科スミレ属ニョイスミレ類)
ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)(タチツボスミレ類) その2
オオジシバリ(大地縛り)(キク科タカサゴソウ属)、葉がヘラ形です。
マルバアオダモ(丸葉青?)(モクセイ科トネリコ属) その2、アオダモと違って葉に鋸歯がありません。
コバノガマズミ(小葉莢)(レンプクソウ科ガマズミ属) その1、葉の形、葉柄の長さからの判断ですがガマズミかもしれません。
オトコヨウゾメ(男ようぞめ)(スイカズラ科ガマズミ属) その3
ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)(タチツボスミレ類) その3