富士・御坂方面の花
2018年 06月 04日
富士・御坂方面への山行、快晴でからっとした天候の下、気分良く歩くことが出来ました。見たかった花もほとんど見ることができ楽しい一日を過ごすことが出来ました。 (写真はクリックすると拡大します。)
登山口に向かう途中の富士山。冠雪はだいぶ少なくなりましたが素晴らしい富士山。本日の山行も期待できそうです。
これはミズキ(水木)(ミズキ科サンシュユ属)でしょうか。低地ではとっくに花は終わっていますが。
登山口近くのシロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺、別名モリイチゴ)(バラ科オランダイチゴ属) その1
マイヅルソウ(舞鶴草)(キジカクシ科マイヅルソウ属) その1、葉を2個広げた姿を鶴の舞う姿にたとえた。
シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺、別名モリイチゴ)(バラ科オランダイチゴ属) その2、登山道脇にずっと咲いていました。
ヒゴクサ(肥後草)(カヤツリグサ科スゲ属)でしょうか。どこにでもある草ですがちょっと目に付きました。
マイヅルソウ(舞鶴草)(キジカクシ科マイヅルソウ属) その2、この花もコース上たくさん見られました。
クワガタソウ(鍬形草)(オオバコ科クワガタソウ属)、午前中はまだ閉じている花も多かったようです。
ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)(ラン科サカネラン属) その1、小さなムヨウラン。葉緑素をもたない腐生植物です。
ツルキンバイ(蔓金梅)(バラ科キジムシロ属)
ユキザサ(雪笹)(キジカクシ科ユキザサ属)
ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)(ラン科サカネラン属) その2、目立たない花ですが気づけばたくさん咲いていました。
ミヤマカラマツ(深山唐松)(キンポウゲ科カラマツソウ属)
ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)(ラン科サカネラン属) その3
タチツボスミレ(立坪菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類) その1、スミレはさすがに少ないです。
クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)(シュロソウ科ツクバネソウ属) その1
サラサドウダン(更紗灯台、別名フウリンツツジ)(ツツジ科ドウダンツツジ属)
ヤマトユキザサ(大和雪笹、別名オオバユキザサ)(キジカクシ科ユキザサ属) その1、ユキザサよりも全体に大きくて茎には開出毛が密生していました。
クサタチバナ(草橘)(キョウチクトウ科カモメヅル属)
エゾノタチツボスミレ(蝦夷の立坪菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類) その1、花は白から淡紫色。側弁は有毛です。花は小さいです。
タチツボスミレ(立坪菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類) その2
シロカネソウ(白銀草、別名ツルシロカネソウ)(キンポウゲ科シロカネソウ属)、白い花弁状のものはがく片、小さな黄色が花弁です。
ヤマツツジ(山躑躅)(ツツジ科ツツジ属)
アヤメ(菖蒲)(アヤメ科アヤメ属)、草原にはつぼみのアヤメがいくつか見られました。これからが本番のようです。
山頂近くの展望所から見た富士山。今日は一日きれいな富士山を見ることができました。
ズミ(酢実、別名コリンゴ、コナシ、ミツバカイドウ)(バラ科リンゴ属)
グンナイキンポウゲ(郡内金鳳花)(キンポウゲ科キンポウゲ属)、葉はうまく写せませんでしたが背丈も低く葉の様子からグンナイキンポウゲではないでしょうか。
アマドコロ(甘野老)キジカクシ科アマドコロ属)、触って確認しませんでしたが稜らしきものが見えるのと花の数からアマドコロと判断しました。
クリンユキフデ(九輪雪筆)(タデ科イブキトラノオ属)
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)(バラ科キイチゴ属)、ニガイチゴの変種でニガイチゴよりも標高の高いところに分布する。ニガイチゴよりも花弁が幅広で葉の中央裂片が細長くとがります。
ホソバノアマナ(細葉の甘菜)(ユリ科チシマアマナ属)、登山道脇にひっそり。草原を探せばもっとたくさんあったのかもしれません。
クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)(シュロソウ科ツクバネソウ属) その2
ベニバナノツクバネウツギ(紅花衝羽根空木)(スイカズラ科ツクバネウツギ属)
キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)(キバナノコマノツメ類)
シロバナフウリンツツジ(白花風鈴躑躅)(ツツジ科ドウダンツツジ属)、サラサドウダンの白花品のようです。
アオダモ(青梻)(モクセイ科トネリコ属)、花がマルバアオダモに似ていて葉に鋸歯があるのでアオダモと判断しました。
ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)(ツツジ科ヨウラクツツジ属)
ミヤマザクラ(深山桜、別名シロザクラ)(バラ科サクラ属)
カモメラン(鴎蘭、別名カモメソウ)(ラン科ハクサンチドリ属) その1
トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)(キンポウゲ科センニンソウ属)
カモメラン(鴎蘭、別名カモメソウ)(ラン科ハクサンチドリ属) その2
エゾノタチツボスミレ(蝦夷の立坪菫)(スミレ科スミレ属タチツボスミレ類) その2、見た目まっしろのエゾノタチツボスミレでした。
クサボケ(草木瓜)(バラ科ボケ属)
アオチドリ(青千鳥)(ラン科アオチドリ属)、緑色の花をチドリに見たてた。但し、花は淡緑色あるいは淡褐色。
キバナウツギ(黄花空木)(スイカズラ科タニウツギ属)、終盤なのかなかなか綺麗な花にはお目にかかりませんでした。
タチカメバソウ(立亀葉草)(ムラサキ科キュウリグサ属)
ワチガイソウ(輪違草)(ナデシコ科ワチガイソウ属)
ヤマトユキザサ(大和雪笹、別名オオバユキザサ)(キジカクシ科ユキザサ属) その2、午前中よりは開花が進んだような気がします。
シロカネソウ(白銀草、別名ツルシロカネソウ)(キンポウゲ科シロカネソウ属) その3
ルイヨウボタン(類葉牡丹)(メギ科ルイヨウボタン属)、数は多いのですが残念ながら花はほぼ終盤のようです。
チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)(マツブサ科マツブサ属)、実が五味子という漢方薬。名前は日本に自生するとわかる前に朝鮮半島から種を輸入したことに由来する。
ミヤマガマズミ(深山莢ずみ)(スイカズラ科ガマズミ属 )
ではまた。