入笠山の花 ~ 湿原いっぱいのエゾリンドウの花

2018年08月31日
今回は沢入登山口から歩くコースを選びました。駐車場までの道が心配でしたが、全線舗装された比較的広い快適な道でした。また駐車場の空き具合も心配でしたが、午前9時時点の駐車台数は私の1台だけで拍子抜けでした。帰りも1台だけだったので、本日の駐車場利用者は私だけだったのかもしれません。YAMAKEIonlineの情報では駐車可能台数20台、満車になることもあるようです。沢入登山口から入笠湿原までの登山道は非常に歩きやすく緩やかな道でした。野鳥も多そうな静かな道でしたが、熊が心配だったのでずっと熊鈴を鳴らしながら歩きました。現在の入笠湿原は多くの花でいっぱいでしたが、特に目立ったのは真っ白なゴマナと草原いっぱいのエゾリンドウ、薄紫色のマツムシソウなどでした。これらの大きくきれいな花ばかりでなく、アカバナやタチコゴメグサなどの好みの小さな花も咲いていて期待以上の一日となりました。天候はなんとか入笠山山頂まで持ったのですが、急な雨のため今回も大阿原湿原方面は諦めました。それだけが今回の心残りです。 (写真はクリックすると拡大します。)

ここは沢入登山口駐車場。数台は駐車していると思っていましたが、まさかの空っぽの駐車場でした。
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駐車場に接して登山口があるのでわかりやすいです。ここから入笠湿原、入笠山に向かいます。念のため熊鈴をセットしました。。
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クサボタン(草牡丹)(キンポウゲ科センニンソウ属) その1、登山口入口にたくさん咲いていました。
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ノコンギク(野紺菊)(キク科シオン属シオン節) その1
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アキノキリンソウ(秋の麒麟草)(キク科アキノキリンソウ属) その1、登山道沿いにずっと咲いていました。
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オトコエシ(男郎花)(スイカズラ科オミナエシ属)
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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)(キク科メタカラコウ属)
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シナノオトギリ(信濃弟切)(オトギリソウ科オトギリソウ属) その1、きちんと同定していないのでちょっと怪しいですが。
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エビガライチゴ(海老殻苺、別名うらじろいちご)(バラ科キイチゴ属)、萼に赤紫色の腺毛が生え茹でた海老殻のようにみえるのでエビガラ。
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ゲンノショウコ(現の証拠)(フウロソウ科フウロソウ属)
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建物が見えたので休憩所かなと期待しましたが水道か何かの設備のようです。
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ヤマガラ(山雀)(スズメ目シジュウカラ科)、飛び立った時ちらっとオレンジ色が見えたので変わった鳥かなと期待したのですが見慣れた鳥だったのでちょっとがっかり。
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あまり急傾斜もない歩きやすい道を淡々と歩いています。天気予報はあまりよくないので空模様が気になっています。
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ビンズイ(便追)(スズメ目セキレイ科)、今度は違う鳥が飛び立ちました。近くの枝に止まったので慌ててレンズ交換してパチリ。後で確認したらブンズイのようです。
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ヤマハハコ(山母子)(キク科ヤマハハコ属) その1
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ハナイカリ(花錨)(リンドウ科ハナイカリ属)、登山道沿いにたくさん見かけるようになりました。
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途中から笹に覆われた斜面の間を歩きます。ここまでくれば入笠湿原はもうすぐです。
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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)(キキョウ科ホタルブクロ属)、赤紫色が特に濃くて目立ってきれいな花でした。
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キオン(黄苑、別名ヒゴオミナエシ)(キク科キオン属) その1、舌状花は普通5個らしいのですが。
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ウド(独活)(ウコギ科タラノキ属)の果実、果実は球形で黒紫色に熟し、そのころ花柄も赤く色づくものもある。ウドでしょうか。
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入笠湿原に到着しました。晴れ間も見えてきたのでほっと一息。今まで誰とも会いませんでしたが湿原は多くの人でにぎわっているようです。
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アキノキリンソウ(秋の麒麟草)(キク科アキノキリンソウ属) その2、山道と違ってたくさんの花に圧倒されるようです。
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ノコンギク(野紺菊)(キク科シオン属シオン節) その2
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ノハラアザミ(野原薊)(キク科アザミ属)
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コバギボウシ(小葉擬宝珠)(キジカクシ科ギボウシ属)
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ミドリヒョウモン(タテハチョウ科) とオミナエシ(女郎花)(スイカズラ科オミナエシ属)。翅の裏が見えれば確かだったのですが。
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入笠湿原の様子。青空も覗き、湿原の青はエゾリンドウ、白はゴマナのようです。
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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)(リンドウ(リンドウ科リンドウ属) その1、茎頂と上部の葉腋に花を5~20個つけます。
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ノコギリソウ(鋸草)(キク科ノコギリソウ属)
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サワギキョウ(沢桔梗)(キキョウ科ミゾカクシ属) その1、7年前の尾瀬ヶ原以来。今回も花はほぼ終わっていました。
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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)(リンドウ(リンドウ科リンドウ属) その2、現在の湿原の主役はこの花でしょう。
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アケボノソウ(曙草)(リンドウ科センブリ属) その1、あまり目立ちませんが木道近くにたくさん咲いていました。
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ウメバチソウ(梅鉢草)(ニシキギ科ウメバチソウ属)
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クサレダマ(草蓮玉、別名イオウソウ)(サクラソウ科オカトラノオ属)、そろそろ終わりなのか一株しか見つかりませんでした。
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ゴマナ(胡麻菜)(キク科シオン属)、湿原はこの花で覆われています。
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アケボノソウ(曙草)(リンドウ科センブリ属) その2、湿原のはずれに群生していたので遠くから望遠撮影しました。
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アカバナ(赤花)(アカバナ科アカバナ属) その1、白のアカバナです。
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サワギキョウ(沢桔梗)(キキョウ科ミゾカクシ属) その2、最盛期の花も見たかったですが。
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アケボノソウ(曙草)(リンドウ科センブリ属) その3、気が付くとあちこちに咲いていますがあまり目立ちません。
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ワレモコウ(吾木香)(バラ科ワレモコウ属)の群生、植物にも縄張りがあるようです。このあたりはワレモコウの独占状態です。
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マツムシソウ(松虫草)(スイカズラ科マツムシソウ属) その1、マツムシソウも湿原の至る所に咲いています。
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タチコゴメグサ(立小米草)(ハマウツボ科コゴメグサ属) その1、名前のとおり小さな花です。
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コウゾリナ(髪剃菜)(キク科コウゾリナ属)
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アキカラマツ(秋唐松)(キンポウゲ科カラマツソウ属)
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ツリガネニンジン(釣鐘人参)(キキョウ科ツリガネニンジン属)
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クジャクチョウ(タテハチョウ科)とマツムシソウ(松虫草)(スイカズラ科マツムシソウ属)
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ベンケイソウ(弁慶草)(ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属) その1
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ヤマハハコ(山母子)(キク科ヤマハハコ属) その2
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マツムシソウ(松虫草)(スイカズラ科マツムシソウ属) その2
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ミドリヒョウモン(タテハチョウ科)とタムラソウ(田村草)(キク科タムラソウ属)
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ハンゴンソウ(反魂草)(キク科キオン属)
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一旦湿原を出てゴンドラ山頂駅方面に向かいます。
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ホソバトリカブト(細葉鳥兜)(キンポウゲ科トリカブト属) その1
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クサボタン(草牡丹)(キンポウゲ科センニンソウ属) その2
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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)(キク科ヒヨドリバナ属)
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山野草公園にやって来ました。
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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草、別名ヒャクリコウ、イワジャコウソウ)(シソ科イブキジャコウソウ属)、山野オス公園の入り口に群生です。
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ヤマハハコ(山母子)(キク科ヤマハハコ属) その3
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ヤマユリ(山百合)(ユリ科ユリ属)
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ノコンギク(野紺菊)(キク科シオン属シオン節) その3
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シモツケ(下野、別名キシモツケ)(バラ科シモツケ属)
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エンビセンノウ(燕尾仙翁)(ナデシコ科マンテマ属)、分布の限られた希少な花のようです。
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レンゲショウマ(蓮華升麻)(キンポウゲ科レンゲショウマ属)
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サラシナショウマ(晒菜升麻)(キンポウゲ科サラシナショウマ属)
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フシグロセンノウ(節黒仙翁)(ナデシコ科マンテマ属)
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サワギキョウ(沢桔梗)(キキョウ科ミゾカクシ属) その3、ちょっと雰囲気が違いますがこれもサワギキョウでしょうか。
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ヤマシャクヤク(山芍薬)(ボタン科ボタン属)の果実
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メスグロヒョウモン(タテハチョウ科)とマツムシソウ(松虫草)(スイカズラ科マツムシソウ属)
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ギンボシヒョウモン(タテハチョウ科)、ヒメアカタテハ(タテハチョウ科)とマツムシソウ(松虫草)(スイカズラ科マツムシソウ属)、ギンボシヒョウモンは怪しいかも知れません。
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ハクサンフウロ(白山風露、別名アカヌマフウロ)(フウロソウ科フウロソウ属)
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ヤナギラン(柳蘭)(アカバナ科ヤナギラン属)
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また入笠湿原に戻ってきました。湿原を抜けて入笠山に向かいます。
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ホソバトリカブト(細葉鳥兜)(キンポウゲ科トリカブト属) その2
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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)(リンドウ(リンドウ科リンドウ属) その3
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湿原の様子。白い花はほとんどゴマナです。
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湿原の様子。天気は怪しかったのですがまだ青空が見えています。
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エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)(ナデシコ科ナデシコ属)、もしかしたらカワラナデシコですか。がくを見たかったのです。
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ツリフネソウ(釣船草)(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
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アカバナ(赤花)(アカバナ科アカバナ属) その2、こちらは薄赤紫色のアカバナです。
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入笠湿原の立派な看板です。時間もあるので入笠山に向かいます。
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ヤブマメ(藪豆)(マメ科ヤブマメ属)
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タニソバ(谷蕎麦)(タデ科イヌタデ属)
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タムラソウ(田村草)(キク科タムラソウ属) その1
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クサフジ(草藤)(マメ科ソラマメ属)
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ウツボグサ(靫草)(シソ科ウツボグサ属)
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タムラソウ(田村草)(キク科タムラソウ属) その2
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キキョウ(桔梗)(キキョウ科キキョウ属)
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キツリフネ(黄釣船)(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
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御所平登山口に到着。急に風が強くなりあたりが暗くなってきましたが山頂を目指します。
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岩場コース分岐に到着。ここはとりあえず右の岩場コースに向かいます。
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せり科の花。よくわかりませんがヤマゼリ(山芹)(セリ科ヤマゼリ属)あたりでしょうか。
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入笠山に到着。風は強く今にも雨が降りそうな天気、山頂には誰もいません。大阿原湿原はあきらめて下山することにします。
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シナノオトギリ(信濃弟切)(オトギリソウ科オトギリソウ属) その2、きちんと同定していないのでちょっと怪しいですが。
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イヌゴマ(犬胡麻、別名チョロギダマシ)(シソ科イヌゴマ属)
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オオカメノキ(大亀の木、別名ムシカリ)(スイカズラ科ガマズミ属)の果実
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テンナンショウの果実
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入笠山山頂から雨に降られたので大急ぎでここまでやって来ました。ここを右折して沢入登山口駐車場に戻ります。
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今朝登ってきた登山道に合流しました。あとは歩きやすい道をひたすら下山するだけです。
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キオン(黄苑、別名ヒゴオミナエシ)(キク科キオン属) その2
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イタドリ(虎杖)(タデ科ソバカズラ属)
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駐車場に戻って来ました。朝と同じく駐車しているのは一台だけでした。
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ではまた。

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by kukimohu | 2018-08-31 09:19 | Trackback

奥多摩の山々を歩きながらそのとき目にとまった野の花、山の花を中心に撮影しています。それらの名前を調べできるだけきれいな写真に残すことが当面の目標です。画像はヤマジオウ、奥多摩方面で撮影したものです。


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