高尾山の花 ~ エビネなど
2019年 05月 24日
久しぶりの高尾山、特に何も調べずに出かけましたが、昨年の同時期に見ることが出来たイナモリソウ、セッコクなどなど、期待していた花は総崩れでした。4月の寒の戻りの影響がここにも出ているのでしょうか。がっかりでしたが、その代わりもう終わっているかと思っていたキンラン、エビネ、そしてホタルカズラなどのきれいな花を見ることが出来たのは良かったです。 (写真はクリックすると拡大します。)
本日は高尾山口駅からスタート、6号路から高尾山方面を歩く予定です。
シャガ(射干)(アヤメ科アヤメ属)、6号路にまだいっぱい咲いてました。
ウワバミソウ(蟒蛇草、別名ミズナ)(イラクサ科ウワバミソウ属)
サワハコベ(繁縷)(ナデシコ科ハコベ属)、花が遅れているのか、まだほとんど見かけませんでした。
ホシザキイナモリソウ(星咲稲森草)(アカネ科イナモリソウ属)、イナモリソウも遅いです。ホシザキをいくつか見ましたが、普通のイナモリソウはまだ蕾でした。
マルバウツギ(丸葉空木)(アジサイ科ウツギ属)、青梅方面ではもう終わりの花がまだ見れました。
ガクウツギ(額空木)(アジサイ科アジサイ属)、いま花盛り。山道が独特の強い香りに包まれていました。
ツレサギソウ(連鷺草)(ラン科ツレサギソウ属)
サルナシ(猿梨、別名シラクチヅル、コクワ)(マタタビ科マタタビ属)、黒紫色の葯が目立つのでこれは雄花ですか。
エビネ(海老根)(ラン科エビネ属)、もう遅いかなと思っていましたがきれいに咲いていて良かった!!。
ヒメハギ(姫萩)(ヒメハギ科ヒメハギ属)、小さくて可愛らしい花ですが色再現が難しい。
オカタツナミソウ(丘立浪草)(シソ科タツナミソウ属)
キンラン(金襴)(ラン科キンラン属) その1、この花も花盛り。近所ではとっくに終わっていたので見れてうれしかったです。
ウマノアシガタ(馬の脚形、別名キンポウゲ)(キンポウゲ科キンポウゲ属)
フタリシズカ(二人静)(センリョウ科チャラン属)、登山道脇の草地にたくさん生えていました。
エビネ(海老根)(ラン科エビネ属) その2、萼片と側花弁が淡緑色のタイプです。
キンラン(金襴)(ラン科キンラン属) その2
ホタルカズラ(蛍葛)(ムラサキ科ムラサキ属)、今年初見のホタルカズラ、きれいな花に間に合ってよかった。
エビネ(海老根)(ラン科エビネ属) その3
キンラン(金襴)(ラン科キンラン属) その3
スズムシソウ(鈴虫草)(ラン科クモキリソウ属)
オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)(ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)
エビネ(海老根)(ラン科エビネ属) その4
アサギマダラ(マダラチョウ科)
ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科) メス でしょうか。
トウゴクシソバタツナミ(東国紫蘇葉立浪)(シソ科タツナミソウ属)でしょうか。葉の裏なども観察すべきでした。
遅くなってしまったのでケーブルカー高尾山駅に向かっています。
セッコク(石斛)(ラン科セッコク属)、ケーブルカー高尾山駅のものです。
ではまた。